※本内容は参考情報として掲載をさせていただくものであり、弊社の判断で修正することがあると共に弊社が何かを保証するものではありません。
GRSやOCSなど、Textile Exchangeのすべての認証スキームに関係するContent Claim Standard(CCS)がVer.2.0からVer.3.0へと改定されました。
CCSについては、弊社でコンサルティングさせていただいた企業様ではトレーニング時にお話をさせていただいておりますが、認証材等の繋がりを確保するために定められている基準であり、Textile Exchangeの全認証スキームのベースとなるものです。GRSについても改定手続中であり、今年中に改定版(Ver.5.0)が発行される予定です。
認証取得後に継続したサポート契約をいただいている企業様及び現在新規取得のサポートをさせていただいており、受審時期から影響が出ると思われる企業様へは適宜詳細のご案内をさせていただきますが、一定条件を満たす物理的所有のないトレーダーでは認証取得が免除される場合やリモート審査が認められるなど、大きな変更点もございます。
明日、2021年7月1日から有効となります。認証取得組織については、1年間の移行期間が設けられており、来年7月1日までにはVer.3.0に準拠している必要があります。
Ver.3.0に基づいた審査をいつから開始するのかは、各認証機関の対応準備、認証機関への申込時期、契約時期などからその認証機関が判断をすることとなりますが、来年7月1日以降に実施される審査については、例外なくVer.3.0で実施されることとなります。
なお、Ver.2.0での認証材はVer.3.0での投入物として使用でき、Ver.3.0での認証材はVer.2.0での投入物として使用可能です。
2021年6月30日
C partners株式会社
担当コンサルタント
小鴨 祥浩
以上