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GRS認証(RCS認証)とは? 取得方法・費用・流れを専門コンサルタントが解説

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当社は、2020年より、GRSやRCS、OCS、RWS、MMSなどの認証スキームオーナーであるTextile Exchange(TE | テキスタイルエクスチェンジ | 本部:アメリカ)のメンバーです。 
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GRS認証(Global Recycled Standard)、RCS認証(Recycled Claim Standard)は、リサイクル原料(廃棄物)を使用した製品に関する国際的な認証制度です。近年、取引先やブランド企業からGRS認証の取得を求められるケースが増えており、製造業・商社・物流企業など幅広い企業で対応が必要となっています。
しかし、「何から始めればよいかわからない」「社内だけで進めるのは難しい」と感じる企業様も少なくありません。
本ページでは、GRS認証の概要から取得までの流れ、注意点について、元認証機関審査員である現役コンサルタントが実務の視点で分かりやすく解説します。

 
 

1. GRS認証(RCS認証)とは?

GRS(Global Recycled Standard)は、リサイクル原料のトレーサビリティや環境・社会的基準を満たしていることを証明する国際認証で、RCS(Recycled Claim Standard)は、リサイクル原料のトレーサビリティの基準を満たしていることを証明する国際認証です。
原材料の調達から製造、流通に至るまで、サプライチェーン全体の管理が求められる点が特徴です。


2. 対象となる企業

GRS認証(RCS認証)は業種を問わず、あらゆる分野のリサイクル製品が対象となります。
・リサイクル原料製造業(ペレット、金属等)
・繊維関連企業
・プラスチック関連企業
・金属関連企業
・アパレル関連企業
・商社
・物流企業
・ブランド企業
※サプライチェーンの一部でも関与している場合は、原則、認証取得が必要となります。


3. GRS認証(RCS認証)を取得するメリット

・取引先からの要求に対応できるようになる。
・製品の付加価値が高まる。
・サステナブル企業としての信頼性を向上できる。
・海外取引の拡大に繋がる可能性がある。
※企業の競争力強化につながる重要な認証です。


4. GRS認証(RCS認証)の取得の流れ

一般的な流れは以下のとおりです。
① 対象範囲の整理(製品・拠点・サプライヤー等)
② 管理体制の整備
③ 認証機関への申し込み
④ 審査対応
⑤ 認証取得
※企業規模やサプライチェーンの状況により、必要な対応が大きく異なります。


5. 費用と期間の目安

GRS認証(RCS認証)の取得費用や期間は、企業規模、認証範囲、既存の管理体制によって大きく異なります。
一般的には、

・数ヶ月~数年程度の準備期間(当社のサポートで短縮します)
・認証機関への費用、認証スキーム保有団体(アメリカのTextile Exchange)の管理費用、内部体制構築サポート等の当社のコンサルティング費用などが発生します。
※具体的なスケジュールや費用は、個別の状況により大きく変わるため、事前の整理と計画が重要になります。


6. よくある課題(失敗例)

GRS認証(RCS認証)の取得支援を行う中で、以下のような課題が多く見られます。
・社内ルールが整備されていない
・必要書類の整備が追いつかない
・認証範囲の設定ミス
・基準を誤って解釈している
※これらは審査の遅延や不適合の原因となるため、事前の対応が非常に重要となります。


7. 実務上の重要ポイント

GRS認証(RCS認証)は単なる申請手続きではなく、サプライチェーン管理・社内体制整備・運用ルール構築、法令遵守(一部は、法令以上の対応)など、複合的な対応が求められます。
※特に、企業ごとに状況が大きく異なるため、一律の対応ではなく、個別に最適な進め方を設計することが重要となります。


8. コンサルティングについて

当社では、GRS認証(RCS認証)に関して以下のサポートを提供しています。
・新規取得サポート
・更新審査サポート
・認証取得後の運用サポート
・認証範囲拡大時のサポート
・その他
※豊富な実務経験をもとに、
貴社の状況やご計画をお伺いした上で、最適な進め方をご提案いたします。


認証の取得を検討されている企業様は、下記のお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。

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以前はとてもシンプルな基準でしたが、Ver.3.0以降複雑な基準に変わったため、注意が必要です。

 
イメージしやすいのは、ペットボトルをリサイクルして糸にし、スポーツウェアやカーペットの原料として再利用する場合です。このようなポストコンシューマーだけではなく、製造工程で発生した切れ端などのプレコンシューマも対象となります。また、繊維製品に限られません。
 
リサイクル原材料のトレーサビリティ(廃棄されたものを回収した段階から、最終製品が製造され、販売されるまでの間に、非認証物の混入がないかなどの担保)だけではなく、有害化学物質を含む加工薬剤の排除、排水管理やエネルギー使用などの環境面、最近は日本でも話題となっている労働時間や各種ハラスメントのチェックなどの社会面も審査項目となっています。
トレーサビリティについては、サプライチェーン全体で、商取引証明書(Transaction certificate/TC)により、チェーンの繋がりを証明できなければなりません。どこかのサプライヤーで商取引証明書を認証機関から受け取れない事態が発生した場合、その時点でチェーンが切れ、その後は非認証物となってしまいます。
 
 
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RCSとは、Recycled Claim Standard(リサイクルド クレーム スタンダード)の略です。リサイクル原材料の含有割合により、RCS 100とRCS Blendedに分類されます。GRSと違い、トレーサビリティに関することのみが要求事項となっています。トレーサビリティを証明するために、商取引証明書(Transaction certificate/TC)によってサプライチェーンの繋がりを証明しなければならないことは同じです。

 
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